何年か前は壁いっぱいの本棚に憧れていた。
その空間にいるだけで満足感と充実感でいっぱい。
だが、漫画が多くなるごとに本棚を買い足したりして、スペースが徐々になくなってくることに嫌気がさしてきた。
結局読む頻度が少ない漫画は売り、欲しい新しい漫画は購入して、という流れになっていた。
しかも、読まないと思った漫画をもう一回読みたくなって、また買ったりしてしまうことまであった。
そこで漫画・書籍アプリの存在を知り、これを利用してみたらめちゃ便利だった。
もっと早めにこれを使っていればよかったと思うレベル。
本記事の内容
家にあるすべての漫画・書籍をPDF化
これはまだ10分の1以下の量。
重ねてみるとなかなかの量である。だが我が家にあるのはこんなものじゃない。
これらを段ボールに詰める。
段ボールで送るだけだから簡単。
もちろんだけど、送料は自分もち。
ちなみに、Amazonなどから直接送ってもOK。
全漫画や書籍を持ち歩ける幸せ
PDF化した漫画はSDに保存。またはオンラインストレージ。
これをタブレットに入れて専用アプリで開くとこうなる。
まるで本棚みたいで気持ちがいい。
読みたい漫画や書籍をタップすると開く。
アプリで読むことに全くストレスは感じない
タブレットだと最高
これはワンピースの表紙部分を表示した例になるけど、本当に本を読んだように読める。
アプリにもよると思うけど、ページをめくる設定を本物の本のようにめくることも可能。
俺はこのめくり方に設定している。
もちろん、スマホでも見られるんだけど、見開き表示ができないのが残念。
あと文字が小さい。だがストレスというほどではない。
都度拡大したりしながらだけど、漫画自体は読めるからタブレット無い人でも問題はない。
だが、タブレットで読む形をおすすめする。
パソコンで読むのもあり
パソコンでもビューアのソフトがあるから、それを用いるといい。
俺の場合は【NeeView】というソフトを利用している。
これもタブレット無い人にはおすすめ。
おすすめ漫画・書籍ビューアーアプリ
SideBooks
有料版もあるけど、無料版で何も不満はない。
しかもドロップボックスと連携できる。
アプリ画面はさきほど載せた画像のとおり。
iPhoneとAndroid どちらでも使用可能。
BOOKSCAN Reader
BOOKSCANのサイトにてPDF化してもらったものはここで管理される。
オンラインストレージ「マイ本棚」にて管理されるから、読みたいときにダウンロードすればいいだけ。
これも十分使いやすい。漫画以外はこちらで管理している。
本体容量圧迫を防ぐために
漫画や書籍は思っていた以上に容量が大きい。
漫画だと一冊100MB前後ある。10冊あれば1GBだ。100冊あれば10GB。
俺も500冊以上PDF化してるから、50GB以上。これはなかなか重たい。
ドロップボックスを利用
ドロップボックスと連携すれば、全書籍を持ち歩く必要はない。
必要な書籍のみドロップボックスから都度スマホにダウンロードすればよい。
事前にWifi環境下でダウンロードすることをおすすめする。
だいたいの書籍ビューアーアプリはドロップボックスと連携できる。
スマホで読む場合はドロップボックスから利用している。
※タブレットにはSDカードを使用
だがドロップボックスの容量は最初2GBとほぼ使えないレベル。
これを友人紹介という形で0.5GBずつ増やしてMAX18GBまで増やすことが可能。
そのためには32人もドロップボックスを紹介しなければいけなく正直やってられない。
これはココナラのアプリを使って1500円で代理でやってもらった。
ココナラはある程度なんでもできるから、困ったときはここを頼る。
ちなみに18GBじゃ全書籍なんて全然入りきらないから、厳選した読みたい本のみを入れるようにしている。
18GBでおよそ漫画180冊分ぐらい。
有料版にすればもっと容量が大きくなるけど、俺は利用していない。
SDカードを利用
俺が利用しているのは主にこっち。
microSDにPDFを入れて、これをタブレットに挿入して持ち歩く。
ドロップボックスからいちいちダウンロードする必要もない。
大容量microSDがちょっと高いのがネック。
b microsdxcカード sandisk sdsqxa1- -gn a
ちなみに安いSDカードで何回も破損してるから、もう安いのは買わない。
そして最終的に選んだのはこのサンディスクのmicroSD。読み書きも速いし、保証もついてるから安心。
通学、通勤、出張時に最適
電子書籍は場所を取らないから、どこでも読めるのが最大のメリット。
また、しおり機能があるからすぐ同じところから読めるのも電子書籍の強みだ。
本よりも軽くて、容量でいえば本の数百、数千倍。
俺が特にいいなぁと思うのは出張の時。
自宅じゃないから、出張先での仕事終わりやオフの日はつまらない。
PCでネット閲覧もいずれ飽きる。
漫画であれば何時間も読み続けられるし、最悪全巻続けて読み切ってしまうこともしばしば。
とにかく、タブレット1つで全書籍を持ち歩けるのは最高だ。
出張時はAmazonビデオと書籍の組み合わせが最強。
電子書籍化の値段
俺が使っているのは下記サイト2つ。
【漫画スキャン王】
1冊80円。※のんびり便に限る
漫画のみ対応。
のんびり便で1ヵ月半かかるが、1冊80円でファイル名変更+カラー表紙なのは嬉しいポイント。
HPを見るとクオリティの低さに驚く。
マジで素人が作ったかのようなサイトだ。
そして、実際のやりとりも素人とやりとりしてる感じ。
だが、SCAN化したものは十分満足だし、なにより安いからおすすめ。
2冊までなら無料でお試しができるので、まずはお試しをしてみるのもいい。
【BOOKSCAN】
150円 (100円+50円)
https://www.bookscan.co.jp/service
書籍に関してはこっち。
350Pで100円。ファイル名変更は+50円だから基本的には150円。
また、PDF化したものはオンラインストレージのマイ本棚にて管理されるから、PCやスマホの容量を圧迫しないのも嬉しいポイント。
手動SCANはおすすめしない
機械使って自分でSCANすることも可能だが、まず機械が高い。
SCANする手間を考えると、1冊数百円でPDF化してもらえるから自分でのSCANはおすすめしない。
電子書籍を他人に売るのは犯罪
当たり前だけど、これでばらまけば稼げるんじゃね?って思った人もいるだろう。
実際俺も思った。
だが、これは完全に犯罪である。まぁ当たり前のことだけど。
身内だけなら犯罪にはならないから、兄弟でそれぞれ集めてるものなどは共有することをおすすめする。
思ったけど、このPDF化してくれるサービス側は「適切に処分」とうたってるんだけど、本当なのか疑問である。
全く同じ本(最終ページ第〇版も含めて)を過去にスキャンしていれば、わざわざ同じものをスキャンしなくて済むし、そのまま中古本として販売もできる。
正直、これをスキャンサービス側はやってると思う。
だが俺の本が1冊80円でPDF化してもらえるのならば安いものだから全く気にしない。これからも送りまくるからよろしく。
【まとめ】漫画・書籍の電子化はマジでおすすめ
飛行機でのモニターが無くなる説も最近はでているし、これはいよいよ自分で楽しむための何かが必要である。
俺はすでにタブレットで動画見たり、漫画見てるから問題なし。
そして、その先での出張先でも大活躍。
強いて言えば、漫画の場合最後まで読んでしまったりするから、寝不足気味になるのがデメリットかもしれない。
だが、全漫画・書籍をスマホやタブレットひとつで持ち歩けるのは本当に最強。
そして、家が大量の漫画や書籍に圧迫されることもない。物を持つ、ということはコストにもつながるし、空間を狭める。
電子化するときは大切にしてた本が手元になくなるのが寂しい気持ちもした。
だが今は、以前より身近に常に漫画と書籍が全部あるし、後悔は何一つない。
まだ試していない人は試してみてはどうだろうか。マジでおすすめ。