ずっとやりたかった人工芝を敷きました。
素人でもそれなりにキレイに仕上がったため満足しています。
面倒くさい作業ではあるけど,難しい作業ではないです。
今回は人工芝敷設(ふせつ)の様子をお届けいたします。
特別コツなどは紹介してません。
というか分かりません(^^;
人工芝施工の解説,という感じではないので,そこは期待しないでください。
ちなみに,外構工事着工から出来上がりまでの記事はコチラです。 うーん・・・ ニワコデザインに合わせて明朝体使ってみたけど,エヴァンゲリオンみたいになってしまった。笑 以前,家の着工か ... 続きを見る
【外構工事完了まで】ニワコデザインにて外構工事の様子と写真
本記事の内容
外構工事にて整地(下地)が完了している状態からスタート
人工芝施工前の様子(転圧直後)
外構工事にてお願いした整地はこのような感じです。
【テラス横から撮影】
【テラス側に向けて撮影】
【リビング掃き出し窓から西側を撮影】
【リビング掃き出し窓から正面を撮影】
転圧までしてあるので,歩いても全く足跡も残らないぐらいガッチリしています。
これだけでもなかなか良い庭が出来上がった感じがします。
土入れて,砂入れて,転圧して・・・って,やってられないわ!
これを7万でここまで施工してくれるんだからありがたや(^^)
だけど,人工芝施工前にやはり少し手を加える必要があります。
まずはその理由から。
端部は脆いし,転圧しても雨によって多少崩れる
端部が脆い様子
転圧直後(先ほどの↑の画像)であれば崩れてる感じは無かったですよね。
しかし,わずか数日で端部は崩れていきます。
ちなみに↓の画像左側にある山砂の山は,外構屋さんが「人工芝施工前に少し修正すると思うので置いておきますね!」と気を利かせてくれました。
ほら,すこし崩れてきてますよね。内部の土も現れていますね。
転圧1週間後ぐらいでしょうか。その間に雨が何回か降りました。
そしてこの端部を歩くと更に「ぐしゃぁ~」と崩れます。
こういう部分なんかは事前にレンガなどで囲って転圧してあげたほうが良かったですね。
門柱横に仕切りを作っても山砂が流れてる様子
これ,分かります?外構屋さんが仕切りを作っておいてくれたのですが・・・
門柱前のスペースは,画像右側にあるように黒い土の状態だったのですが,雨によって砂が流れたようです。
画像ではわかりづらいですが,木の仕切りが地面まで刺さってるわけじゃないので,その下から流れてしまったようです。
土留め部分は脆い
この土留め(どめどめシートという商品)は事前に外構屋さんに渡しておいたのですが,少し足りませんでした。
やはり数日間の間の雨で山砂が漏れ出してしまっています。
(転圧直後の写真が無く,わかりづらくて申し訳ないです)
それに,この土留め本体もものすごくグラグラします。
(既に傾いていますよね)
土留め付近の山砂部分を歩くと土留めがグニャっと倒れ,山砂も黒土方向に土留めと一緒に崩れます。
おそらく用意した土留めが弱すぎました。確か15センチぐらいしか高さがありません。
これが最初のスタート|人工芝施工前の整地仕上げ
まずは崩れてしまった部分の修正
家の雨樋が無い部分で雨水が垂れてしまった部分がこちらです。
いくら事前に固めたといっても,大きい雨粒が垂れてしまった部分は削れてしまっていますね
こちらの部分には山砂を入れて修正します。
こんな感じで新しく山砂を入れて踏み固めました。
マス付近も平たく(ツラ)してもらっていたけど,少し崩れていたので修正しています。
続いて土留め付近。
最初どう頑張っても土留め自体がふにゃふにゃしてしまい,山砂が固まりませんでした。
そこで考えたのが,土留めの裏側を土で固めた後に山砂を固める作戦です。
コレをやることにより,土留めがぐらつかなくなり,山砂を固めることができました。
同様に画像左下付近に若干見えますが,門柱前スペースの端部分にはレンガを置いて,後ろから土で固め,山砂を固めました。
これでそこそこ強度がでています。
強度はあるけど刺さっていかない。5000円もしたのに。。。
ここで実際に使用している土留め(どめどめシート)は1000円ぐらいのものです。
自作転圧器を使用
一緒に人工芝施工をしてくれる先輩が持ってきてくれました!
朝一で事前に足で踏み固めるぐらいはやっていたけど,コレ使ったほうが断然固まります。
締まり具合が全く違います。足で固めた部分はこれですべて転圧しなおしました。
自分家用に作った5年前のモノらしい。
人工芝スペースの端部分もかなりいい感じに固められましたよ!
ちなみにここは急遽土留めを買いにカンセキに行ってから施工しました。
先ほどの土留め(どめどめシート)より高さも強度もあり,割とシッカリしています。
これで人工芝施工前の整地は完了しました。
いよいよ本格的に人工芝を敷いていきます。
いざ!人工芝敷設!!
まずは購入した人工芝
物置に入らないから,そのまま庭に業者の方が置いていってくれました。
コチラは楽天市場のモダンデコで購入しました。35mmタイプです。
2m×10mを3本
1m×10mを1本購入しておきました。
そして試しに2m×10mを持ち上げてみましたが,コレマジで重いです。
女性ではまず持ち上げれらません。っていうか重たすぎて施工するのも難しいんじゃ・・・
まぁこんなどうでもいい画像はさておき,人工芝施工の様子にはいります。
人工芝を家側から敷いていく
我が家の場合ですが,防草シートは使用していません。
理由は土の上に山砂でしっかり固めているから。
それと人工芝自体が防草シートの機能を兼ねていると思っているから。
人工芝を家側から敷いていきます。
そしてU字ピンを打ち込む場所に置いていきます。
私の場合75㎝間隔にしました。メジャーを横においておおよその位置に置いていきます。
ちなみに人工芝には向きがあり最初は寝ている状態です。
この画像で言うと上方向に寝ていますね。
試しに一部起こしてみたのがコチラ。
そして人工芝をU字ピンを打ち込みながら設置していきます。
普通だったら1枚目の人工芝終わった様子。とかあるんだけどそんなものは撮っておりません!笑
ブロック塀が人工芝の最後の部分になりますが,このように折り曲げてカッターを入れて調整しました。
もうちょっと分かりやすいのはコッチかな。
ちょっと余裕をもって切ってます。(短くなってからじゃ遅いからね)
ただ,これだと端部の調整がまだ甘いので,はみでた部分を更にカッターで切り取りました。
これがなんとも緻密な作業なわけですよ。
人工芝を1mmぐらいの幅でカットして,みたいなことを繰り返します。
うまくできるとこんな感じになります。
ちょっとミスってるVer 笑
これが気になった場合は5mmぐらいの幅で切り取った人工芝を押しこんだりしてました。
って言っても遠目で見ればやらなかった箇所も気になりません。
土留め部分を切り取ってる様子。
もうね,,,これ勘でやってます。
なんとなくここらへんか?ぐらいでやってます。
微調整の為に切り取った人工芝なんかもぶん投げてありますね。笑
そんなこんな色々試行錯誤しながら先輩と談笑しながら作業して約5時間。
無事に施工完了しました。
寝ている人工芝を起こす
これは次の日の作業だったのですが,寝ているパイルをブラシで起こします。
前日は雨の中で人工芝施工したから,本来であればこの日が絶好の作業日でした。
ちなみに使っているブラシはケルヒャーについてきたデッキブラシです。
本来の使い方は一度もしていません!笑
ちなみにブラシかける前の人工芝が寝ている状態はコチラ。
逆アングルから。
こっちのほうが寝てる様子が分かりますね。
途中経過。
人工芝起こし(パイル起こし?)完了後。
逆サイドから。(今度は逆アングルって言わないっていうw)
こうやってみると分かりやすいですね。
人工芝起こしたほうがリアルな感じがでます。
そして「完了後」って言ってるけど1面しかしていませんね。
このあと全面を行っています。
そして全面ブラシかけ終わった後に気付いたのですが,「ケルヒャーで良くね?」となり
ブラシがけ終わってるのに,ケルヒャーで全面高圧洗浄かけました。笑
早いし楽だし,多分ブラシよりも効果あるし。
良い子は真似しないでね?笑
そしていよいよ完成となります。
人工芝敷設完了
人工芝敷設も終わり,パイル起こしも完了したので各方面から紹介したいと思います。
人工芝施工Before/Afterで違いを見てみる
分かりやすいようにBeforeAfterで紹介しますね。
自分でもこうやって並べてみると違いがよく分かります。
【庭からテラスに向けて撮影】
【テラス横から庭の入り口に向けて撮影】
【リビングから正面撮影】
やっぱりね,人工芝のつなぎ目レスは無理でした(^^;
頑張っても目立ちにくいようにするぐらいしかできないです。
今回の施工でつなぎ目部分はシートをピッタリ合わせたり,5㎜ぐらい開けたり,1㎝ぐらい開けたり,といった感じで施工されています。
個人的につなぎ目の部分は5㎜ぐらいの間隔をあけてあげると丁度いい感じのような気がします。
(防草シートのように重ねてしまうと人工芝が潜り込んで膨らんでしまうため,シートを重ねた部分はありません)
しかし,出来上がった状態を見ると全部同じような気もします。
【リビングから西側に向けて撮影】
端部の様子
家に沿って施工したため,家の凹凸部分がすこし面倒でした。
切っては様子見て,もう少し切って,の繰り返しです。
切りすぎてしまった場合は余った人工芝を入れて。みたいな感じです。
雨樋付近
ここは割とうまくできています。
確か3パーツぐらいに分けて施工したような気がします。
テラス前の様子
こうやって写真で見ると少し詰めが甘いですね。
あと3㎜ぐらいはキワの部分はカットしたほうが良さそうです。
玄関付近のもう少し奥まで人工芝を合わせたい時の様子
こいつをもう少し奥まで届かせたいけど,U字ピンを打ち込んでいるため微妙に届きません。
そんなときにとった方法がコレ。
ちなみに効果はあったような無いような・・・
門柱前スペースの端部分
門柱前スペースの端のレンガ部分も割とうまく施工できました。
事前にしっかりと山砂を固めておいたのが良かったと思います。
土留め部分の人工芝が少し合っていないですが,これは最終的に土留めをレンガ等に変更するので問題ナシ。
絶対やりたかったこと「マス隠し」
庭を見た時に,「一面庭」の状態にしたくて,雨水マスと凍結防止マスは隠しました。
テラス横のマスは別に隠したいワケじゃなかったので,普通にサイズ合わせてカットしています。
おまけの作業
空きスペースを防草目的で余った人工芝で埋める
2m×10mのロール3本でこのぐらい人工芝が余りました。
右上の細かい人工芝はキワの部分を微修正してカットしたものです。
1m×10mのロールは使用しませんでした。一緒に施工してくれた先輩に格安で譲ります。
そして,この余った人工芝ももったいないので家の入口の空きスペースに施工しました。
余ったものなので,つぎはぎだらけです。
そして,整地もしていないのでかなり凸凹してます。
それでも未施工の土や砂利や草が入り混じってる状態よりかはるかにマシです。
今回は防草目的で人口芝を敷いただけなので,後程植栽予定です。
庭の外の空きスペースに防草シート施工
我が家の庭の外(と言っても我が家の敷地)にも土や砂利や草が入り混じってる部分がありました。
何度も除草剤撒いたりして面倒くさかったので,防草シート施工です。
前後の写真はありません。いきなり完成状態です。
これは人工芝施工翌日,親父が遊びにきたため手伝ってもらいました。笑
人工芝を敷いたときに比べたら超テキトーな仕上がりです。
と言っても写真で見ると案外悪くない感じですね。
まとめ
人工芝施工のやり方やコツのような記事でなくてすみません。
人工芝施工は終わってみると難しい作業ではありません。ただ少し面倒だし疲れる,って感じ。
だからもう1回はあまりやりたくないです。
ミスしてもOKっていうなら。笑
余談
外構の職人さんがこの人工芝を見て褒めてくれました(*‘∀‘)
「素人にしてはたいしたもんですよ!俺なんかこんなにうまくできない」って。
いやいや,それは言い過ぎですよ(*'▽')
けど,職人さんに褒められるのは嬉しいですね。
とはいっても,何度も言いますが難しいことはほんと無かったです。
面倒だし疲れるだけ。と言っても1日あれば終わります。
人工芝をDIY予定なら,最初から長方形(4m×10m)とかで場所取りしておくのも悪くないかもです。
これならカットもほとんどなく,多分1~2時間で終わるでしょう。
だから人工芝DIY施工を迷っている方。自分でやってみるのもアリかもしれませんよ?
失敗しても人工芝代の損失のみです!笑
私は寂しがり屋で,談笑しながらやりたいので2人以上の施工をおすすめします(^^)
それに「そこの部分ちょっと持ってて!」とかあるので2人以上のが楽です。